もはや高額のカーナビを自動車に設置する必要はなくなりました。ホントそう思います。
携帯電話がスマートフォンが主流になってきて、色々なアプリが使える様になってきましたが、中でも「ナビ」アプリは非常にな機能と言えます。
カーナビにしろ、歩行者用のナビにしろ、現在位置を測地するGPS、どちらの方角を向いているかを知る為の電子コンパス、それらの情報を画面上に判りやすく表示する為の地図、この3つがあればナビゲーションとしては十分に機能を果たします。
スマートフォンにはこれらの機能が十分に備わっている為、ポータブルナビとして十分に活用できる、という訳です。
こうした状況に戦々恐々としているのがカーナビのメーカーです。
つまり、スマートフォンでカーナビの代用が出来るなら、カーナビ自体がいらないんじゃないか、と客離れが起きても不思議ではない、という訳です。
そこで各社はスマートフォンのいいところを取り入れた新しいカーナビの開発に取り組んでいます。
例えばパイオニアが5月に発売したカーナビはスマートフォンと連携が出来る物で、スマートフォンの画面の内容がそのままカーナビの画面として表示出来るようになっています。
なので、スマートフォン用のアプリもカーナビ的に利用出来たり、スマートフォン内の音楽や動画データもカーナビで利用出来る様になる、という訳です。
一方、携帯会社の方も、スマートフォンをカーナビ的に利用出来るオプションを充実し始めています。
例えばdocomoには自社提供のスマートフォンやタブレットをカーナビとして使えるオプションの台座(クレイドル)を販売しており、docomoドライブネットというサービスを追加する事で、スマートフォンのカーナビ的利用をさらに便利に出来るサービスを始めています。
ちなみにこのサービスはらくらくスマートフォンも対象になっています。
これからの行楽シーズン、カーナビのない車で遠出をするなら、手持ちのスマートフォンをナビゲーションに有効利用してみませんか。